模型の作り方>軍艦の見せ場！武装を格好良く作るポイント

武装の製作のコツです。

・主砲の組み立てと整形
主砲など、砲身の角度を統一しましょう。

プラの砲身は成型上、どうしてもパーティングライン
(プラスチックが成型される時の金型のスジの跡)があります。
そのままだと断面が楕円になっていたりしますので、
デザインナイフとペーパーで整形しましょう。

最後に流し込み接着剤を表面に塗ってやると、
削りカスが溶けて表面がきれいになります。

砲身は金属部品に交換するのも一つの手ですが、
プラのパーツを使用する場合は、砲口を開けると見栄えが良くなります。
ピンバイスで穴を開ける時はいきなり太い径のものを使うと失敗しやすいです。
ケガキ針などで中心線に印をつけ、最初は細い径のものから使いましょう。

砲塔等は、プラ材で後部や側面にハッチを再現すると良いでしょう。

・機銃のリアルな塗り方
機銃など数が多いので、まとめて製作すると効率が良いです。
銃身は多くの場合、ガンメタルや黒鉄色で塗るように指示されていますが、
はっきり言って、あまりリアルではありません。
メタルの粒子が大きいので、1/700では実感を損ねてしまうのです。

私の場合は、最初につや消しの黒(ラッカｰ)を塗った上で、
(エナメルの)シルバーをドライブラシして仕上げています。
銀の塗料を筆につけ、ティッシュ等で塗料を色が付くか付かないかになるまで拭い、
銃身にこすりつければOKです。