模型の作り方>船体の塗りわけが綺麗にでき、仕上げが良くなる小技

船体の塗装に入ります。

・甲板のマスキングの仕方
はじめにカッティングマットにマスキングテープを貼り付け、短冊状に切ります。
それをピンセットで甲板に貼り、爪楊枝などで位置を調整、密着させます。
通風孔や砲座などの小さい突起物は避けてマスキングするか、
あらかじめ船体と同色で筆塗りすると良いでしょう。
最後にマスキングゾルをテープの上から塗って、
万が一にも船体色が吹き込まないようにします。

　重用なのは、細かいマスキングを面倒くさがらずにしっかりすることです。
雑にマスキングすると、その分修正で苦労することになります。
塗装のはみ出しを修正するには限度がありますが、
マスキングテープを貼りなおすのに制限はありません。
納得いくまで貼りなおしましょう。

船体色を吹き付ける前に、一度甲板色をテープの上から吹きます。
こうすることでテープのスキマから船体色が吹き込むのを防止できます。

船体の色を吹きつけたら、充分に乾燥させましょう。
乾燥の目安はラッカー塗料の場合、最低でも一時間半くらいはかけましょう。

充分乾燥させたら、マスキングテープをはがします。
はみ出した箇所がないか、確認します。修正の必要な場所は、
面相筆でタッチアップするか、
局所的にマスキングの上、部分吹きで対応します。