次はマストの改修です。
手を入れて作っているはずなのに、なにかダルい印象...。
そんな風に感じる原因は、
「本当は細い部分、薄い部分が、成型の都合太く厚く作られている為です。
マストは目に付く部分で、太いとそれだけで実感が遠きます。
また細かい部分は、大概省略されてしまっています。
それだけに、改造の効果が大きいのです。
完成時にどんな形になるか確認しましょう。
実物の写真等と比較することで、どんな構造なのか、どう省略しているのか
がわかります。
つまり、「どこに手を入れればそれらしく見えるか」を確認します。
・プラ材、真鍮線での作り直し方
マスト全体を作り直す必要はありません。良いところは
そのまま活用しましょう。
例に挙げると、エセックス級空母等、艦橋の上に三脚マストが立ち、
その上のステージにレーダーが載り、
その後ろ側に小さいマストが立ち上がる構造だったら、
三脚とその上のステージはキットのパーツを使い、
ステージ上の小マストや、省略されている三脚の横の桁を追加すれば良いのです。
プラ材、真鍮線で再現しきれない細い部分は、伸ばしランナーを使うと簡単です。
(三脚横側の桁と桁の間にある、X字型の張り線など)
素材は、場所に応じて使い分けましょう。
(直線性→真鍮使用 現物合わせでの加工のしやすさ→プラ材使用など)
接着は貼り合わせ型、流し込み型、瞬着を使い分けます。
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