模型の作り方>ちょっとの工夫でずっとリアルに出来る汚し塗装の仕方

次は、汚し塗装についてです。
 
船は構造が細かい事もあって、基本塗装だけでも、
「それなりに見えてしまう」ことが考えられますが、
ちょっと模型的な感じがしてしまいます。 

しかし、スミ入れ+若干のサビ表現だけでも、大きく実感を出すことが出来ます。
ここでは、エナメル塗料を用いた汚し塗装を紹介します。

船の複雑な構造ではスミ入れ等がふき取りづらいので、
ふき取る必要が無いほど薄めに塗料を溶けば良いのです。

・スミ入れの仕方
少量のエナメル塗料のブラック、ダークグレー、ジャーマングレー等を薄めに溶きます。
場合によってはブラウン等をまぜても良いでしょう。
 次に、面相筆で塗料を少しづつモールドに流していきます。
ふき取る必要が無いほど塗料は薄めていますが、
それでもきつくなりすぎたところは溶剤を含ませた面相筆でふき取ります。

・サビの表現方法
 錨の下側や船体側面の配水管周りなど、
実物でサビが浮いている部分に書き込みます。
まず少し濃い目のブラウンを面相筆で置いていきます。
あとで調整するので、大まかに描き込みましょう。
 次に、エナメル溶剤を含ませた面相筆で余分な塗料をふき取り、
境界をぼかしていきます。ふき取りすぎた時は再度描き込みます。
サビが流れたあとが斜めになったりしないよう注意しましょう。

最後につやを整える為に、つや消しクリアーを吹いて完成です。

模型の作り方

トップページ
初心者でも艦船模型を上手に作る方法
これだけは揃えたい必須工具
有ると無いのじゃ大違い!まずはツールから!
失敗しないアイテム選択
これで安心!綺麗に組み立てるコツ
過信は禁物!説明書の見方
失敗しない作業工程
船体の組み上げ方のコツ
艦橋は艦の顔!綺麗に仕上げる方法
軍艦の見せ場!武装を格好良く作るポイント
シャープさの要、マストをぐっと繊細に見せるコツ
小さいボート類の綺麗な作り方
極小サイズの飛行機をずっとリアルにする裏技
初めてでも心配無用!エアブラシ選びで損をしない秘訣
甲板の見栄えが驚くほど良くなる塗装の仕方
船体の塗りわけが綺麗にでき、仕上げが良くなる小技
複雑な艦橋の塗装も失敗無く出来る方法
最後まで気を抜くな!最終組み立てを上手にするコツ
ちょっとの工夫でずっとリアルに出来る汚し塗装の仕方
初心者でも簡単にできるディティールアップ術
一目で手を入れているとわかってもらえる追加工作の仕方
効果絶大!エッチングパーツを綺麗に使いこなす方法
更にリアルに!より実物に近づける改造の仕方
実感倍増!空中線の簡単な張り方
おわりに..作業で失敗しない為の極意

その他

リンク募集中

inserted by FC2 system